人気ロックバンド「RADWIMPS」の野田洋次郎が、Netflixとテレビ東京がタッグを組んだドラマ「100万円の女たち」に主演していることがわかった。松永大司監督作の映画「トイレのピエタ」で俳優に挑戦した野田だが、ドラマ出演&主演は初。「僕自身、右も左も分からない身であるからこそ、あまり既存の枠にとらわれずに面白い作品ができるよう、前に前に挑戦していきたいと思います。このドラマ、面白いです。よろしくお願いします」とコメントを寄せている。
革新的な作品を世に放ち続けるNetflixとテレビ東京が力を合わせ、4月から木曜深夜にドラマ枠「木ドラ25」を新設。第1弾作品として青野春秋氏による人気コミック「100万円の女たち」を実写化し、オンラインストリーミング、地上波両面で連続ドラマを発信する。
物語の主人公は、売れない小説家・道間慎(みちま しん)。ある日どこからともなくやってきた5人の美女たちと、ひとつ屋根の下で暮らすことになる。女たちは毎月100万円を家賃および生活費として支払うが、何の目的で集まるのか、どんな人間なのかは全くの謎。回を追うごとにひとつ、またひとつと謎が解け、慎は思いもよらない大きなうねりに翻ろうされていく。
「トイレのピエタ」で第39回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞し、新海誠監督作「君の名は。」の楽曲を手がけたことで知られる野田が、奇妙な事態に直面する慎を演じる。製作陣に対し「はじめて会った時の溢れんばかりの気概と、この作品への情熱がとても印象的でした。今も鋭意脚本や撮影のプランニングなど一丸となって進んでいます。とても心強いチームです」と信頼を寄せ、美女たちと共演するだけに「夢のようなシチュエーションに翻ろうされないか少し不安はありますが、頑張って自分の役割に集中して臨みたいと思います。普段バンドでオスしか存在しない世界で、ひたすら体育会系に音楽活動をする我々なので、メンバーには幾分申し訳ない思いです」と明かしている。
ドラマ「100万円の女たち」は、Netflixでは4月7日から独占配信、テレビ東京では同13日の深夜1時から放送される。